MESSAGE
代表挨拶
一人ひとりから始まる防災を社会基盤に。
代表取締役社長 新妻健将
日本はその位置、地形、地質、気象などの自然的な条件から、地震、台風、豪雨などが多発する、世界でも有数の災害大国です。
マグニチュード6.0以上の地震を例に取ると、国土の広さは全世界の1%にも満たないのですが、発生の20%程度を占めています。
そんな国で生活を営む私たちは、常に被災のリスクと隣り合わせという状況に置かれています。
自然災害の発生自体を防ぐ事が出来ない、また完全な予測が出来ない以上、今後確実視されている、特に震度7クラスの大地震や巨大台風の様な未曾有の大災害が起きた際に命を守るには、一人一人がしっかりと防災意識を持ち、今以上に十分な備えをし、更に地域連携を強める必要があります。
「防災教育」により一人一人の自助、共助の力を高め、更に公助との橋渡しの役割を担う事で地域の連携力を活性化させます。
更に民間主導での緊急的な避難所を増設し、新しい防災インフラを確立する事で、来たる災害に備えます。
この様な活動を通し、防災の仕組みを社会システムそのものに組み込む事で、今以上に災害に対し、社会全体が一体となって立ち向かえるような「思いやり社会」の実現を目指します。
そして、日本国内のみならず、地球規模での問題を解決するため、有数の災害大国で通用する防災システムを世界へ輸出し、日本から思いやり社会を広げていく事を目標に、事業に取り組んで参ります。