SERVICE
民間緊急避難所(SES)増設事業

01
民間緊急避難所とは?
民間緊急避難所とは、市町村長が指定している「緊急避難場所」と「避難所」の中間に位置し、行政のみでは対応が難しい部分の補完が可能な「民間」主導の「避難所」を指します。

02
民間緊急避難所が必要なワケ
東京都を例に挙げると、人口が約1396万人、避難所が約3200箇所、福祉避難所は約1500か所存在しており、総収容人数が約320万人となっています。首都直下地震等の大災害が東京を襲った場合に、この状況下での対応はなかなか難しいでしょう。日本全体で見ても、これから確実視されている南海トラフ巨大地震、大型台風や集中豪雨などの逃れることの出来ない災害リスクに常に晒されています。
過去の災害からの経験、そしてこれから予測される被害を考慮すると、民間協力による防災対策が必要なのです。

03
民間緊急避難所で開催する
設置訓練とは?
民間緊急避難所では単に備蓄するだけでなく、近隣住⺠や団体・企業と連携し、発災直後から自分や他人の命を守ることができるような実践的な防災訓練を定期的に実施していきます。具体的には民間緊急避難所になった企業主体で年に数回、近隣の住民に参加してもらえる防災イベントを催します。このイベントでは大きく4つのブースを設けます。
1.災害知識を学べる教育
2.救助・応急手当て講習
3.防災設置品の体験
4.炊き出し防災食の体験